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2013年6月25日火曜日

BLOOD‐C 感想

 ……なんぞこれ。
いや確かに度肝を抜くような展開でしたが……
これはなんだかひどくすっきりしない話ですね
いや別にハッピーエンドしか認めないとか言う狭量な思想の持ち主ではないのですが
……うん、好みじゃないです。

世界が全部偽物だと突きつけられたとき、
信じていた真実を冗談みたいだと笑われたとき
私はきっと混乱に沈み込むより
狂乱に発狂して狂暴化します。
双子滅びれぇ!!

人の欲望は恐ろしいものですね。

というか物語が少しずつ違和感があったんですよ。
なんだか
(あれ……このあんちゃん上半身だけで五頭身くらいないか……?)
原作がこんなに大きいならそれは私が悪いんですが
あくまで脳直な感想を申し上げるブログですのでお目こぼしいただきたい。

他にも目の前で守ろうとしていた人間が捕らえられたのに躊躇なく刀を差し込んでみたり
(これは刀に自信があるということでいいのかもしれないけれど)
戻ってきた人間を今すぐ引換せとか言えよ。
あと不良(名前忘れちゃった)くんの急にラブな感じで告白とかちょっと
理解に時間がかかったです。
似たような話題で行けば委員長(こっちも)くんも最終回で告白してましたが
展開がいきなり過ぎてついていけない。感情移入する時間をください。
あと戦闘シーンも、お父さんと戦うところとか良かったですけど、
色々と変だった気がします。背中を切られっぱなしで逃げてみたりとか
……なんか色々言いたいです。前後関係おかしいですが
パン屋さんがトボトボ入っていくところ明らかに異変があったのに
どうしてサキ(漢字がry)ちゃんは引き止めなかったんでしょう。
……まぁでも考えてもわからないので、感想はここまでで。


また守れなかった……orz

2013年6月24日月曜日

それでも町は廻っている 感想

「それ町」なんて略されるものですね。アド街みたい。
日常ものであるはずなのにSFじみていたりミステリじみていたり
やけにいろんなところに趣向を凝らしてる感じで見ていてとても面白かったです。

歩鳥はお馬鹿キャラ、という単純なキャラだけでなく
それでいながら探偵を目指していて実際にそれなりに推理できていた場面があって
頭がいいんだか悪いんだか。
まぁ作家の才能はないみたいでしたが。

おばあちゃん……しろくまさんでした(中の人的な意味で)
って最終回まで気づかんかった! 声優恐ろしや……
まぁおじいちゃんおばあちゃん声を出しててああなんだこの人かってなるのは
アニメ歴の短い私には難しいです。

俊子ちゃんはなんだか色々と面白いですね
やけにメイド熱心だったり
卓球ができたり
恋してたり
巨乳!巨乳!……AAはこの文字配置だとズレるので略させてもらいます。

しかし最終回はまさかの展開でしたなぁ。
いきなりポックリするとは思わなかったです。
天国もお役所っていうのはなんだか日本臭くて面白い想像ですよね。
いいなぁ、私も友達の写真に手とか顔とか置いてみたいですね。

それ町を
見て新房監督だと知ったから
今日は真田記念日

2013年6月23日日曜日

しろくまカフェ 感想

しろくまカフェを見終わりました。えぇ終わりました。
パンダくん、あの人生っツーか現実を舐めきってる感じがたまらなくイラつきますね。
まぁ可愛いからいいや!
あとたまに見せる責任感みたいなところは少し感動できますね。
でも「真面目な奴がサボると責め立てられるけど不真面目な奴がちゃんとすると褒め立てられる」の原理だと思うのでこの感情は保留で。
常勤パンダさんの転勤の話で涙腺とろけましたね。あれは本当に泣いてしまった。

ぺんぎんさん可愛いですね。
どうでもいいことべらべら話したり、ツッコミ役だったりいじられ役だったり
無駄に落語好きだったり、肝心な時に役に立たなかったりするのが
友人Sにそっくりです。
でも告白してみんなOKだったりするところ意外とイケメンなのかもしれませんね。
イケメンは爆破しましょう。
友人Sはイケメンじゃないので爆破しません。よかったな友人S。

半田さんと笹子さんの仲は煮え切らないまま終わりましたが
日常系アニメはああいうところが好きで嫌いですね。
早く言っちゃえよ!みたいな心情と
これを言ってしまえばこの緩やかな日常が変わってしまうのではないか、みたいな不安。
だから煮え切らないのが一番いいですね。

なんだかんだでグリズリーさんとしろくまさんの掛け合いが好きでした。
あのバーで飲んでる感じとか昔馴染みな雰囲気とか
腐れ縁ですよね。
グリズリーさんみたいな人がきっとこの世の「漢」なんだろうな。
あのひといい人。

でも一番好きなのはラマさんでした。
僕はやっぱり報われないキャラが好きみたいです。
あのパンダ役の時の輝きとか
鬼役の時の輝きとか
可愛いですね。

2013年6月22日土曜日

NHKにようこそ 感想

NHKにようこそという作品を見てみました。
佐藤君の清々しいまでのダメ人間っぷり、いっそすっきりしますね。
あの妄想力にはいっそ感服しますね。

山崎くん、なんだかリアルの僕みたいでした。
好きなことに暑くなってみたり、酒が入ると人が変わってみたり
それが原因で人に敬遠されてみたり……。

そういえば先輩はいろいろやってますけど
よくよく考えてみると
部活で後輩とトランプしながら駄弁ったり
社会に出て公務員になれたり
いいとこの婿さんができて豪邸で暮らせる。
完全なる勝ち組なんですよね。羨ましいなぁ。

岬ちゃん可愛いですね。
でもヤンデレ入ってますね。
そこも可愛いですね。
見てみて一番最初に思ったのが
人間の職欲は食欲から始まるのか
なんてお寒いことでした。
お互い人質としてこれから末永く付き合っていって欲しいです。
引きこもりになれる余裕が欲しいなぁ。
なんちゃって。

ちなみに天国にいちばん近い島の企画者の人が好きでした。

2013年6月9日日曜日

おいおい……―となりの怪物くん 感想

なんかエノコログサだとさすがにふざけすぎだろダメだ、って
みたいでGoogle先生に怒られてしまいました。
しょうがないので麦野史清という名を名乗ります。
ひらがなのするとむぎの、あやすみ。
麦の一種で、猫をあやす的な意味で適当に付けましたが、意外と様になってますね。
本名じゃないです。本名ネットで晒せるほど気も座れてないです。

そういえばとなりの怪物くんと言うアニメを見てみました。
タイトルだけじゃよくわからなかったけど
好きな絵柄だったのでちょっと手を伸ばしてみましたが……
完全にあてられました
べったっべたな少女漫画ですねこれ。劇中何回好き好き言い合ってるんだか。
しかも堅物女の子にワイルド系男子って、なんかなぁ。
いやむしろ大好きですけどね。とらドラとかもアレなんですが。
怪物くんていうのがまぁ凶暴で破天荒というかそういう意味で言ってるのか
タイトルの意味は隣の席にいる怪物みたいなやつとかそういう意味なのか
よくわかりませんが
私としては野球部の彼が大好きです。
とっても好きです。
あの報われない感じが。
告白の回数が多すぎて、すこし緊張感というかそういうのが薄れてしまっていたのが
いっそ物足りなかったですが、普通に
高校生の思春期な感じがいかにもで悶絶しそうでした。
けど主人公が……さすがにおいおいって感じですね。
確かに小学生で止まってるみたいな感じなのはいいですが
ちょっと怖かったです。人がたの壁のシミとか屋上から突き落とすだっけ?とか
いやいやいや。
でもいい青春アニメでした。

2013年6月2日日曜日

バッカーノ!01話感想

初回にしてまさかのバッカーノ!

ネット上では面白いという評価は多々あれど、一話を見た人間の多くは

「初心者に厳しいアニメだ」

と口々に言います。
二つの意味で心構えしてこの作品に目を通してみたわけですが、

「アニメ作品の見方っつか心構えが間違えていたんじゃねーのか?」
とちょっと思いますね。

あ、ネタバレ・グロ注意です。

で、
多くのアニメを知らない私がこんなことを言うのもなんですが、アニメなんていうのはいわばトンデモ要素が多く内包できるドラマみたいなものでは。

一話が意味わからんとなっているのは
「主人公とは」「ヒロインとは」「アニメとは」かくあるべきだ、
と型に嵌った見方をしているのではないかな、と。

実際初見ながらも私自身は十分楽しむことができたわけで。

舞台は禁酒法時代の1931年アメリカNYから始まります。
ここで始まりますと断言して良いものか測りかねますが、
メインに置かれているのはそこです。

この物語、確かに開始早々メタな展開というべきか後日譚的な語りから入ります。
なかなかに特徴的ですよね。
しかもその話一つ一つに映像的な描写が用いられるので
混乱を呼びやすいのではないかな。と思ってみたり。

話自体はなんてことはありません。二人の語り部がいて、
そのうちの一人、情報屋の副社長であるサンジェルマンが
『この物語』についてなぜここから始まるのか、誰を中心に動くのか。
そういったことを彼の補佐であるキャロルに語りかけるのです。
キャロルもその質問に対し、いくつかの返答をします。
始まりは「分かりやすさ」
主役は「主役っぽい」というなんとも安易で率直な意見から。
こういったふうに返答はするのですが
始まりこそ正解であれ、この物語に『主人公』などおりません。
個人的な意見を口にするなら言うならば、
この物語そのものが主人公のようなものだとは考えております。

この物語の原作は群像劇でございますゆえ、視点がせわしなく動きます。
しかしこの一話は特にその色が強いというか、
アニメを見る人間を選ぶようになっているのではないかな。

例えばこんなシーン

『あるマフィアグループ(ここではAと呼ぶ)の襲撃により
夥しい数の銃弾が跳び、爆発が起きる。
その後ろには禁酒法、貧困の苦しさ対比するかのような富裕層の豪遊をイメージさせる数々の映像が映し出される』

『Aマフィアからその部下たちへ向けられた演説が始まる』

『どこか別のマフィア(Bと呼ぶ)のファミリー立ちが映し出され、
先程の銃撃を知らせる下っ端が入ってくる』

『演説しているAマフィア幹部にボスからある男を捉えろと命令が降りる』
『襲撃の際、残っていたAマフィアをBマフィアが拷問していると、
知らせを受けて来た男を見て
襲撃したマフィアは「お前はなぜ生きている」と聞き、
きた男は誰が俺を蜂の巣にしたのか教えろと返す』

一話の7分あたりから15分に至るまでのおおよその流れを文で書き表したものです。
語彙や表現力には自信がない私ですが、あるがままを書き記したつもりです。

なんだこれ、と思ったらバッカーノ!一話をご覧下さい。
書き記したままをやっているはずです。
こういった細かい視点変更が初心者に厳しいと噂されるのでしょう。
実際のところ、一話さえ見てしまえば
残りはそこまで激しい視点移動があるわけではないですし
第一のところ、上の一連の流れもマフィアどうしの
抗争を描写したものでしかありません。
これから起きる物語の、ほんの序章でしかないのです。

そして不死者。
この物語におけるキーになるであろう大きな存在です。
読んで次の如く『死なずの者』を表します。
途中キャロルがあげた主役っぽい男フィーロや
私を蜂の巣にした男は誰だと問うたマフィアの男ラックもこの不死者にあたります。
それぞれそれを確証付ける描写が存在します。
一回ではこれしかなかったけど、ほかにもたくさんいるのかも。

少々グロテスクですがフィーロがナイフで指を切られています
ところがこちらでは指が戻って言っています(わかるかな?)

きらーん
 ずばっと、耳が切れてますね。痛そうだ。
ところが?(可愛い)
こちらを見ると治っています。
\ツギハ ハトガ デルカモー!/
出ません。
ずぉ!(鳩じゃないですよ)
暗くてよく見えないかと思いますが、上の男にぶっぱなされて
少年が脳漿ぶちまけてます。
ひょえ~
ところがムックリと起き上がる少年。服も同じものを着ていますね。
白いシャツにも血痕一つ残っていません。

穴だらけの本や梯子
白くて見づらいかもですが
凄惨な状況の中、何事もなかったかのように起き上がるラック
ギャグマンガじゃないんだから。

途中に現れる詩
『死者の魂』と呼ばれるエドガーアランポーの詩なのですが
要約すると
「人間は皆孤独だ。だが人はそれを否定する。死んで初めてその事実に気づく」
というようなものです。
死なずの彼はどういった気持ちでこれを読んでいるのでしょうか。
確かに『死というものの恐怖、その緊張』から解放されたということは喜ばしいことなのかもしれませんが……。
こんなある意味プラトニックでアイロニーな繊細な描写の後
蜂の巣です。
俺の小型機関銃が火を噴くぜ!
彼らがいた本屋は見るも無残に穴だらけで本も落ちてしまって山ができているそんな中
二人は起き上がります。
それどころかフィーロは銃撃者を引っ捕えんと駆け出す始末。
おいおい。復活早ェ

そういえばフィーロの登場シーンが少し面白いと感じました。
乞食が街の通りで神の心を謳いながら小銭を求める。
禁酒法の末路なのかわかりませんが、かわいそうな男です。
そこに通りかかるフィーロ、上機嫌だからと一ドル札をたくさん入った財布のうちその23枚かを金を入れる缶に詰め、その場を立ち去ろうとします。
そこで乞食は花をやろうと口で言いつつ、ナイフを取り出し襲いかかります。
卑劣で狡猾な、なんとも人間臭い行動ではありませんか?
目の前に金を持った青年。こちらを気にしている様子もない。
一突きで缶の金の数倍が手に入る。
賭場でうまくいけば食うのに一ヶ月は困らないかもしれない。
細い青年を乞食はつきさそうとしますが、見破られ、手によって止められる。
ナイフを引き、指を切り落とす
すると……ナイフの血が指に戻っていくではありませんか。
指も手に戻っていき、完全に元通り。乞食は化物と罵ります。
この場面は確かに化物性が目立つ部分ですが
ここで向き直り、マフィアのファミリーの一員と知ってのことか、と口上を上げつつ
乞食に報復するわけで
指を切られた方の手で殴る
というのが化物の中の人間らしさを感じました。
まぁ自分の感想なので

そんなわけで(どんなわけだ)
マフィア連中も
アイザックとミリアというお馬鹿そーな二人の『強盗』も
白スーツを着た狂気の男も
呪われた運命を背負う少年も
顔におおきな刺青を持つ少年も眼帯をつけ火傷を負った女も
なんもかんもを乗せて、
大陸横断列車
フライングプッシーフット号は駅を発ちます。

第一話にして色々と言いたいこと言ってみました
次を見るのがいつになるのかはわかりません
それではまた。

ブログ始めました―ブログについて

ブログを始めてみました。

アニメを学ぶ、と書いてはいますが
別にアニメについて考察したり、
心理描写について細かく述べたり、
小ネタを探したりはしません。

ゆったり
「へ~こうなんだ~」
みたいな感想をダラダラ書くものです。

過度な期待はしないでください。

アニメのジャンルは選り好みいたしませんし、
時期もより好みしません。

ご了承の方のみ、次の記事をお待ちください。

それではまた